App Storeの審査
App Storeの審査といえば厳しいことで有名です。RabbitBox初版リリース時は戦々恐々としていたのですが、意外とスムーズに行えました。
ただ、分かりづらい要件などがありましたので、ハマった点などについて書きたいと思います。
初提出(アプリ機能の不備)
12月初旬、RabbitBoxがある程度アプリとして形になってきたので審査に出すことにしました。
そわそわしながら待つこと2日……審査結果は「Guideline 2.1 - Performance - App Completeness」でした。
これは操作ミスが原因でした。無謀にも初版からアプリ内課金を実装したのですが、アプリ自体とは別に「アプリ内課金」の審査があることを知らず、「アプリ内課金」を審査に提出していなかったためリジェクトされたようです。
特にアプリに問題がある訳ではないようだったので、指示通り「アプリ内課金」とビルドを再アップロードし提出しました。
リジェクト2回目(アプリ内リンクの不備)
2回目の提出でアプリ内課金に関する不備は解消されたのですが、次に「Guideline 3.1.2 - Business - Payments - Subscriptions」でリジェクトされてしまいました。
iOSアプリを使用していて気にしたことなかったですが、アプリ内にEULAとプライバシーポリシーへのリンクが必要なようでした。これに関しては次のように「RabbitBoxについて」のビュー下部にリンクを追加、審査のメモ欄に追加位置を記載して再提出しました。
3回目(Appメタデータの不備)
これでApp Storeに登録されるのを待つだけだなとワクワクしながら待っていたんですが、返ってきたのは再び「Guideline 3.1.2 - Business - Payments - Subscriptions」
Appのメタデータに EULAへのリンクがないとお叱りを受けているようのですが、Appleの標準EULAを設定している場合、リンクを指定するとかできないんですよね……
ググってみたりしてみましたが、しっくりくる解決策が見つからず……
ということで若干ヤケクソ気味でしたが、アプリ説明内にリンクを書いて再提出しました。
🍎の怒りを買ってしまうかも……と若干ビビってましたが、結果は無事通過!めでたくリリースとなりました🎉
メタデータと指摘されていたので、App情報フォームの内容ばかり見直していたのですが、アプリの説明文中に書けばよかったんですね。
そんなこんなでリリースできたRabbitBoxよろしくお願いします🙏
iPad向けの画像管理アプリRabbitBoxの紹介
昨年、M1 MacBook Airの購入をきっかけにiOSアプリの開発に挑戦してみようと思い、全くiOSアプリの開発が経験ない状態からコツコツと7ヶ月ほど開発をしていました。
先月12月、ようやくリリースできたのですが、まぁ全くダウンロードされません(笑)
ちょっとした宣伝も兼ねてこちらで紹介しようと思います。
アプリ概要
RabbitBoxは資料や素材画像などをWebから集めてストックし、タグや説明文など様々なメタデータを設定して整理や検索を行えるアプリです。
似たようなアプリはいくらでもありそうな気はしますが、いざ探してみると理想のアプリは見つかりませんでした。それなら僕の考えた最強のアプリを開発してやろうじゃないか……で出来上がったのがRabbitBoxです。
超強力なタグ機能
タグを画像に付与して管理するアプリは探せばいくらでも見つかると思います。ただ、RabbitBoxのタグ機能は一味違います。いろんな機能をぶっ込んでいます。
親子関係を持ったタグ
例えば、風景の画像を管理してるときに、山、川、ビル、道路、信号機……のようにタグをつけていきます。こんなとき、「山と川」を自然、「ビル、道路、信号機」を街並みというタグでグルーピングしたいと思いませんか?さらに「自然と街並み」を風景でグルーピングできたら最高ですよね?当然、RabbitBoxではできます!
タグの表記揺れもサポート
タグが増えてくると、どのようなタグを作ったかわからなくなってきます。特に日本語は表記揺れ多いです。例えば、「カラス、からす、烏」のように「平仮名だっけ?漢字だっけ?あれカタカナ?ああ、すでに2つある……」なんてことが頻繁に発生します。RabbitBoxでは代表となるタグ名の他にいくつでも別名をつけることができます。つけた別名はタグの付与や検索で利用できます。
その他にも便利な機能が多数
タグに説明文を設定できたり、URLを紐づけたり……。
重複、類似画像の検知機能
画像ファイルをたくさん収集していると、同じ画像や似たような画像を何枚も保存していることありますよね?RabbitBoxはそんな画像を検知する機能があります。(一部サブスクリプションにしてみてます)
同じファイルがすでにRabbitBoxに保存されている場合、ワンタップであとから追加したファイルを削除できます。
これだけでも十分便利なのですが、Webで画像を収集していると同じ画像なのにリサイズされていたりわずかに編集されて別ファイルになってしまっていることも多いと思います。RabbitBoxでは同じファイルの検出から一歩先に進んで見た目の似ている画像の検出機能が搭載されています。これはリサイズや明るさが編集されている画像でも完璧ではありませんが検出できます。
ダウンロード機能
RabbitBoxはWebページからの画像ダウンロード機能も搭載しています。元々はおまけ程度の機能だったのですが、機能追加していくうちになかなか強力な機能になりました。
- 画像のダウンロード元URLを自動格納
- ダウンロードするたびに専用のタグを自動作成しグルーピング
- Twitterやpixivなど一部のサイトではユーザ名などをタグとして自動グルーピング
さいごに
他にも色々な機能が搭載されていますが、兎にも角にもぜひダウンロードして一度お試しください。気に入ってもらえたら他の人にも是非お勧めしてもらえると嬉しいです。
マジで全然ダウンロードすらされないです😭
RabbitBox - プライバシーポリシー
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